点眼による近視進行抑制治療

近視の進行と眼軸長の伸展

子どもの近視は、主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことで、ピント位置がずれることにより生じるケースが多くあります。
近くを見ることが習慣化してしまうと近視になりやすく、一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることがありません。最近の調査で、近視はたとえ軽度であっても、緑内障、網膜剥離などの目の病気に将来かかるリスクが高くなることがわかってきました。そのために小児期に眼軸長の伸びを抑えること、つまり近視進行を抑制することが重要となります。

オルソケラトロジーレンズは・・・・

リジュセアミニ点眼の特徴

  • 日中の瞳孔の大きさに対する影響は許容範囲ですが、まぶしさを感じる場合には調光レンズを使用することでまぶしさを軽減できます。
  • 目の遠近調節機能(手元を見る作業)に殆ど影響を与えません。
  • 近見視力の低下に殆ど影響を与えません。
  • 毎日就寝前に一滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。
  • 点眼薬は1回に1本使い切りタイプのため清潔を保てます。

治療プログラムの流れと費用について

※本治療は自由診療となります。保険診療や子供医療助成制度は適応されません。

※表記は税込価格です。


初回


2回目

初診から1ヶ月後


3回目

初回から4ヶ月後

(3ヶ月ごとに検診)


\9,180



\16,640



\16,640

検査・診察 \4,800

点眼薬   \4,380(1箱:30本)


検査・診察 \3,500

点眼薬   \13,140(3箱:90本)


検査・診察 \3,500

点眼薬   \13,140(3箱:90本)

治療の対象となる方

  • 5歳以上のお子様で軽度~中程度の近視の方
  • 治療プログラムに従った通院・定期検診が可能な方
  • 医師により適応と判断された方

治療方法

毎日必ず就寝前に1滴点眼します。

  • 点眼薬は1本で両目に1滴ずつの使い切りです。1箱に30本で30日分となります。感染予防のために、残っていても廃棄します。
  • 近視進行抑制効果のためには、少なくとも2年間以上の継続が推奨されています。
  • オルソケラトロジーとの併用で、より近視進行抑制効果があるとのデータも発表されています。

注意事項

  • 近視を進みにくくする治療であって、現在の近視を治して裸眼視力を回復させるものではありません。
  • 点眼によるアレルギーといった有害事象への治療なども自由診療扱いとなります。
  • 点眼後、まぶしく見えたり、一時的に目がかすんだりすることがあります。必ず就寝前に点眼してください。就寝前に点眼しても翌日まぶしくみえることがあります。
  • 副作用としてまぶしさや目のかすむ症状があります。回復するまでは、落下の恐れのあるような遊具の使用、屋外のクラブ活動や球技などのスポーツ、自転車や自動車などの運転、機械の操作などは行わないでください。
  • 必要に応じてサングラスをかけるなど、太陽光や強い光を直接見ないようにしてください。
  • 近視の進行を抑えることを目的にしていますが、完全に近視の進行を止めることはできません。また、効果が弱い場合もあります。
  • 近視の程度に応じて眼鏡などでの視力矯正が必要となります。

リジュセアミニ点眼による治療をご希望の方は診察の項目でご予約をお取りください。